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“1人あたり250ℓ” その量の意味とは?

投稿日:2017年05月29日

 

住宅の中には浴室や洗面、トイレやキッチンなど、水が通過する場所がたくさんあります。私たちはそれらの場所で、1日に約250ℓもの水を流していると言われています。“1人あたり250ℓ” と聞くと少なく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、1ℓのペットボトル250本分を想像してください。

“毎日、それら全ての中身を飲まずに流している” と考えると、膨大な量ではないでしょうか。

これらの水が通過していく関所みたいなもの、それが『水栓』です。この『水栓』の種類を上手く選ぶことができれば、250ℓもの水の通過を調節することができます。

“限りある資源を大切に使う。” “家計にもやさしい。”『水栓』を選ぶことは、住宅づくりで気を留めていただきたい部分です。

 

私たちが設計する「セセラの家」では、キッチンには無駄なお湯を使わないようセンサーや音でお知らせしてくれる水栓、お風呂や洗面には、使用用途に合わせて、水の出し方をこまかくしたり広くしたりすることで、水の量を抑えながら使用感は変わらない水栓などを採用しています。

住宅の中の“水回り”はキッチン・お風呂以外にもたくさんあります。それぞれの場所に最適な商品を選ぶことが重要です。お家づくりの際には、設計士にお気軽に聞いてみて下さいね。

 

ここで少し、水栓のおもしろいお話をご紹介します。

皆さんが普段使っている水道のレバー、上下どちらに動かせば水が出ますか?

こたえは上です。

実はこれ、JIS(日本工業規格)によって「下げ止め式=レバーを下げたら水が止まる」に統一されています。統一されたのは今から17年前の2000年。統一のきっかけは2つあると言われています。

1つは、当時、欧米で「下げ止め式」が圧倒的に普及していたこと。もう1つは1995年に起きた阪神淡路大震災だと言われています。震災当時、物が落ちたことによって水道のレバーが下がりっぱなしになり、水が出続けたままになったことがあったそうです。それからレバーの安全性が見直され、「下げたら出る」ではなく「下げたら止まる」レバーの普及が進んだとされています。

普段の生活の中で気に留めていなかった小さな部分が、ある事をきっかけに大きく変化する。そうやって、人々が毎日を快適に過ごせる商品へと、日々変化しているのですね。

 

では水とお湯の混合栓、右と左、どちらがお湯でどちらが水か覚えていらっしゃいますか?

なんとこれ、全国共通の掟として決まっているのです。シングルレバーでも、ダブルハンドルでも、シャワー付き混合栓でも「右が水、左がお湯」と決まっています。しかし最近は、サーモスタット(温度調節)付き混合栓が主流となってきているそうです。

全国共通の掟も揺らぐ日がくるかもしれません。「右が水、左がお湯」の混合栓も、何年か先には存在していないかも、、、、。そうなる前に、記念撮影をしておくのもいいかもしれません。(笑)

 

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