close

「家=人、人=家」という深いつながり

投稿日:2017年10月28日

ものづくりにおいて、つくっている「モノ」についてとことん考え続けることは様々な答えを導いてくれます。

そこで、今日は「家というもの」がもたらす影響力ということについて考えたことを書いてみたいと思います。

人間にとってなくてはならないもの3つ。「衣・食・住」そのうつの1つ、「家」。全ての人が持っているもの。でもそれはひとそれぞれ違っていて、住む人数、好きなスタイル、育ってきた環境などによって千差万別。

う〜〜ん。考えれば考えるほど奥が深く、途中で何について考えていたのかすらも分からなくなってきます。

なので、私たちは一体「家をつくる」側の責任として何を担えばいいのか?という疑問をなげかけてみることにしました。

「居は気を移し、養は体を移す」という言葉をご存知ですか?これは、孟子の言葉で「住む場所が気性を変え、身体を養えば体質は変わる」という意味だそうです。食べ物を変えることで体質が変わる。家も同じことで、住まいが人に与える影響は、食べ物が健康に及ぼす影響と同じくらい重要だということを言っているそうです。

昨今、住宅雑誌において「子どもが育つ間取り特集!」や「リビ充」など “住まい方” に焦点を置いた特集が組まれているのをよく見かけます。

それは、「憧れの大空間!」「開放感あふれるお洒落な住まい!」「まるでリゾート!」などのような、あこがれの新居を建てたはずなのに、家族の会話がなくなったとか、何だか落ち着かなくてソワソワ…よく眠れない……そして、日々の疲れが取れなくて何だかギスギスした性格に…。

なんて失敗をしている人が多いからなのではないでしょうか。

 

「家が人格をつくる」と言ってもいいくらい、家が人に与える影響は大きいもの。「家=人・人=家」という関係に、切ってもきっても切り離せない位の深い繋がりがあるとすれば、常に変化し続ける「私」自身に合わせて、家もまた常に変化し、「私」に寄り添い続けなければならないのではないかという一つの答えが出てきました。

家づくりを担う私たちにとって、これはあくまでもたくさんある中の一つの答えかもしれませんが、家づくりにおいて「常に人に寄り添うこと!」これは私たちの責任ではないかと思うのです。

それは、家族の変化に対応できる柔軟な間取りであったり、家の不都合が起こった時にすぐにかけつけられる体制であったり、常に変化しながらサポートし続けられる仕組み作りをきっちりと行うことで、果たしていけるものなのではないでしょうか。

 

ここで、私たちがこれまでに行ってきた、変化に対応できる柔軟な間取りの一例を、ほんの少しだけご紹介。

 

▼ 玄関

玄関の広さと収納は、実はとても重要。お子様がいるご家庭で考えるとすれば、ベビーカー時代は片手に子どもがいる為、全てを片手でしなければなりません。そんな時、ある程度の広さを確保していれば、ベビーカーやまとめ買いした食品たちを抱えながらでも、すいすい通れます。そして、小学生時代は、コートや外遊び用のおもちゃなど「外で使うもの・玄関周りで着脱することが多いもの」を玄関で管理すると、その他のお部屋が散らかりにくくなります。

西宮

弊社施工事例 / 玄関

 

▼ LDK

小上がりとして畳の部屋を設けたり、扉で仕切れるようにしておくことで、家族がどんな年齢になっても、ちょうど良い距離感で互いの存在を感じられるような空間に。なかでも活躍するのが「間仕切」!急な来客も安心。ひとまずの、物の避難先として使うことができます。

西宮 リブレ

弊社施工事例 / LDK

 

▼ 子ども部屋

お子様が小さい頃は、親子並んで寝たり、広々としたプレイルームとして活用したりと自由の利く空間に。その後、成長に合わせて部屋を二つに区切り、しっかりと独立させた空間へ。

リブレ リブレ

弊社施工事例 / 子ども部屋

 

▼ 洗面

なかなかスペースが取りにくい洗面室ですが、思い切って広くし、洗面台を2台置くことで、子どもの朝のケンカが減ります(笑)

リブレ 西宮

弊社施工事例 / 洗面

 

今回は、お子様の成長や家族のかたちに寄り添った柔軟な間取りをご紹介しましたが、設計チームだけでなく、各部署や全体で取り組んでいる私たちの「寄り添い方」がまだまだあります。

それらを、たくさんの人に触れてほしいなと改めて感じました。

最近の投稿

アーカイブ

カテゴリー

page top